レベル調整後、2018.8.10撮影
芝生を健康に育てるのに毎年の目土入れは欠かせません。しかし何年かすると全体的に地面が盛り上がってきます。
特にエッジ部分は目土だけではなく、行き場を失った芝が上に成長してくるので見た目も悪くなり、地面から浮いた芝は枯れこむことも多いです。
2018年の我が家でもエッジ部分の高低差が大きくなっていて芝に悪影響が出ています。そこでエッジ部分の芝の高さを下げることにしました。
自分で行う芝のエッジ部分の高低差を改善する方法は、芝生を30センチ×60センチくらいづつ剥がして、地面を削ってまた元に戻すという力技を行います。
剥がした芝の裏はでこぼこですが、復活を早めるために根は崩さずに元に戻します。
地面側を根の形に合わせて削るので結構手間は掛かります。
※張芝を買ってきて張り直した方が簡単です。
2018.7.25撮影
民地石側の芝生の地面を10センチくらい削って、なだらかな斜面になるように調整して芝生を戻していきます。
2018.7.25撮影
民地石に接していた芝生の密度は低いので押し付けて密度を上げます。芝側には多少スペースができますが、目土を充填して芝が成長するのを待ちます。
2018.7.25撮影
芝生の上から目土をかぶせ、たっぷりと水を与えました。張り戻した芝生の隙間がかなり目立っています。
2018.7.31撮影
6日後の芝の状態です。気温が高い日が続きましたがトラブルなく経過しています。水は毎朝与えていました。民地石に接している芝が枯れる様子はありません。
2018.8.4撮影
調整後10日経ちました。隙間はずいぶんと目立たなくなってきました。
芝生の状態は民地石に接した部分は微妙なところもありますが概ね元気です。
2018.8.4撮影
真上から見ると芝生の隙間が確認できます。この後、目土が沈んだ部分に新たな目土を充填しました。
2018.8.10撮影
調整後16日経ちました。芝生の隙間はほぼわからなくなりました。民地石に接している芝も問題ありません。
大きな面積を行うには業者に頼んで『地面を削って新しい芝生を張る(植える)』のが確実ですが、小さな面積であれば自分で作業することでコストを大幅に抑えることができます。
芝を剥がさずに上から削ってしまえば簡単なのですが、成長点を削り取ることになるので復活に長い時間が掛かります。最悪、削った部分の芝生がすべて枯れてしまうので上から削るのは避けた方が無難です。