サッチングの失敗で育成が大幅に遅れました

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4月の下旬になり暖かい日の水やりを始めましたが、芝はいっこうに伸びてきません。

すでに芝生が緑色になっているお宅もありました。調べてみると「サッチ」を取り除かなければならないと、やっと気が付きました。※「サッチ」とは枯芝が堆積したものです。

2012.5.6撮影
(2012.5.6撮影)

サッチを取り除くには「レーキ」や「熊手」が必要です。それとシーズン初めには芝が隠れない程度に「目土」を入れた方が良いことも知りました。目土を入れた後に平らにならすのに「レーキ」の後ろを使ったり「トンボ」を使うそうなので「サッチ」も取れて「目土」もならせる一石二鳥の「レーキ」を買うことにしました。ただ芝が短すぎて今のところ目土を入れると芝が全滅しそうなので、今回はサッチを取り除き芝が育ってから「目土」を入れることにしました。

早速「レーキ」を買ってきて、サッチ取りをします。しかし私の買ってきた「レーキ」では硬い土をなぞっているだけで、ほとんど取り除けていませんでした。目一杯力を入れると土が掘れてしまって芝が抜けてしまうので、この時はこんな物なんだと勝手に納得していたのです。

多少なりともサッチを取り除くことができたので「きっとうちの芝生も伸びてくる」と思いつつ5月になってしまいました。

2012/5/6撮影
(2012.5.6撮影)

しかし5月の中旬を過ぎても多少顔を覗かせている部分はありますが全然「芝生」になりません。日当たりの良い所よりも日陰になる所の方が伸びているくらいでした。それでも暖かい日には水やりは続けていました。他人から見ればただの空き地に水をやってる変な奴に見られていたと思います。正直、不毛な作業をやっている様で心が折れそうになりました。

ある日、芝は冬越しができずに枯れてしまったのではないか?との思いが脳裏をよぎり、茶色くなった芝生の跡を良く観察してみると奥に緑の芽が見えました。慌てて茶色くなった芝を手でこすると大量の枯芝が舞うではありませんか!芝が顔を覗かせている部分は枯芝が無く昼までは日陰になる乾燥しにくい場所でした。

芝は死んでない!

私は「サッチ」をまったく取り除くことができていませんでした。サッチがあると新芽に光が当たらず水も弾くので根まで水が浸透しません。水やり自体も不足していたと思います。芝が育ってこないのはすべて私のせいでした。

サッチを取り除こうとレーキを持っては来ましたが埒があきません。ホウキで掃いてみましたが散らかるだけでどとらも効率が悪すぎます。諦めて「熊手」を買いに行きました。

レーキはレーキでも、今度は先が丸くなっていて幅も自由に調整できる「ガーデンレーキ」を買ってきました。ちなみに随分とくたびれてはきましたが、今でも「ガーデンレーキ」は現役で使っています。日も暮れて来たので勝負は次の日の朝からです。

我が家の芝の土はカッチカチに硬かったので力一杯擦りまくりました。取り除いたサッチはとんでもない量で40Lのゴミ袋が4つ一杯になりました。体はボロボロになりましたが丸一日かけてほぼ取り除けたと思います。一面白かった庭が黒くなりました。水やりをしてみると水が地面に染み込んでいきます。明日からは毎朝たっぷりと水やりをすることに決めました。

我が家の庭は6月になると言うのにまだまだ荒れ地でした。

サッチング
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