(2018.4.12撮影)
私は定期的に芝生に堆肥を撒いています。何年か続けるうちに固かった地面がフカフカになりました。即効性はありませんが土壌改良には効果的です。
堆肥を撒くには芝生の草丈がある程度(2~3センチ)必要です。
まずはパンチングを芝生全面に行います。神経質に10センチ間隔にする必要はありませんが、地面が固く気になる場所は空いた穴に堆肥を入れるのでしっかりとパンチングを行います。
(2018.4.12撮影)
パンチングを終えたら「ガーデンレーキ」を使ってサッチとくり抜いた古い芝(土)を取り除きます。
(2018.4.12撮影)
2週間前にサッチングを行っていますが今回も結構な量のサッチが出ました。
サッチを全体的に取り除くことができたら「堆肥」を薄く撒いていきます。サッチングを行うことで芝生が立ち上がり堆肥が隙間に入り込みやすくします。
私が使用している堆肥は「十勝バーク1号」です。木皮(バーク)と牛フンなどの有機物を混合させ、約80度の高温で1年間発酵させた完熟堆肥です。
「十勝バーク1号」は10mm程度の木くずが若干混じっているので「ふるい」を使って撒きながら取り除いています。余った木くずは植えている植物に利用できます。
公式サイト:十勝バークとは

「十勝バーク2号」であれば5mm以下のサイズで選別されているので「ふるい」を使う必要はありません。
地面が固かったり水持ちが悪い場所はパンチングで空いた穴に堆肥を入れますが、水はけの悪い場所には水はけの良い目土を入れてください。
(2018.4.12撮影)
堆肥を薄く撒き終わった状態です。この上から目土を撒いてすべて堆肥を覆います。
(2018.4.12撮影)
目土入れが終わった状態です。堆肥の黒い部分がほとんど見えなくなりました。堆肥と目土を入れたので厚めですが芝生の頭が出ているので問題はありません。後はたっぷりと水やりを行って作業終了です。
この段階で粒状肥料を撒いても良いのですが、芝生が本格的に成長を始めそうな少し前が良いと思っています。地域やその年の天候に左右されるので一概には言えませんが、最高気温が15℃を上回る日が続きそうな頃が良いタイミングではないでしょうか。
今年(2018年)は4月30日に施肥を行いましたが本格的に芝生が成長を始める5月下旬までに行えば大丈夫だと思います。
※芝生の成長次第ですが少なくとも年に3回は施肥が必要になります。